検査前日
夕食は21時までに、消化の良いものをとってください。
水分(お茶や水などの透明な飲料水)は、検査当日の午前6時半まで可能です。
私たち人間が健康に生きていくうえで『食べる』ことは大切です。
食べることにより、必要なエネルギーや栄養素を補充して吸収されなかったものは便として排泄します。
消化器は、食物を食べて必要なものを吸収し不要なものを排泄することに関わる臓器で消化管と実質臓器の2つに分けられます。
消化管は、口から肛門までの食べたものが通る管で、食道、胃、小腸(十二指腸、空腸、回腸)、大腸(上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸、直腸)からなります。
実質臓器は、その消化管に消化液などを産生して分泌する臓器で、肝臓、胆嚢、膵臓などからなります。
これらのメカニズムが上手くいかなくなると病気になってしまいます。
症状などから消化器系の病気が疑われる場合、血液検査、超音波検査、CT検査、内視鏡検査を組み合わせて、診断していきます。
内視鏡を用いて消化管の状態を詳しく診ていきます。
※当院ではトイレつき個室が2部屋あり、プライバシーに配慮しています。
日本人の死因のトップは、悪性新生物(癌)です。(26.5% 2021年 厚生労働省公表)
その中でも、胃癌、大腸癌は上位に位置します。
内視鏡検査を行うことにより、消化管の癌(下咽頭、食道、胃、十二指腸、大腸)を早期に発見することができます。
癌は早期発見、早期治療が極めて大切です。内視鏡での治療(体に負担のない治療)ができる段階までに癌を発見することを目指します。また、良性疾患の診断も行います。
夕食は21時までに、消化の良いものをとってください。
水分(お茶や水などの透明な飲料水)は、検査当日の午前6時半まで可能です。
朝食はとらないで来院してください。
※朝のお薬に関しては、指示に従ってください
まず喉麻酔をします。
ベットに左向きになった状態で検査を行います。
検査時間は10分程度です。
鼻からの検査で麻酔薬を使用しない場合は、会話をしながら検査を受けることができます。
必要があれば、生検します。(組織をとる)
リカバリー室で麻酔が覚めるまで休憩してもらいます。
その場で簡単な説明をします。
生検結果は、後日外来で説明します。
診断をもとに、治療方針を提案します。
入院治療が必要な場合は、専門病院などへ紹介します。
前処置として午前中に1-2Lほどの下剤を服用していただき、腸内の糞便をきれいに出してから検査をします。
検査前に検査内容を説明します。
静脈麻酔を行い肛門にゼリーを塗ってから内視鏡を挿入して、盲腸までの大腸と小腸の一部をくまなく観察します。
※当院では、麻酔科標榜医が麻酔計画を立てます。
検査は、20分程度です。(個人差があります)
ポリープが見つかった場合は、大きなものでなければその場で切除することができます。
検査後は、リカバリー室で麻酔が覚めるまで休憩してもらいます。
診断をもとに、治療方針を提案します。
ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)が必要な場合や入院加療が必要な場合は、専門病院などへ紹介します。
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
胃カメラ | ¥1,800 | ¥3,500 | ¥5,500 |
胃カメラ組織検査 | ¥3,000 | ¥6,000 | ¥9,000 |
ピロリ菌検査 | ¥250 | ¥500 | ¥750 |
大腸検査 | ¥2,500 | ¥5,000 | ¥7,500 |
大腸検査組織検査 | ¥3,500 | ¥7,000 | ¥10,000 |
ポリープ切除(1臓器) | ¥7,000 | ¥14,000 | ¥21,000 |
ポリープ切除(2臓器) | ¥8,000 | ¥16,000 | ¥24,000 |
ポリープ切除(3臓器) | ¥9,000 | ¥18,000 | ¥27,000 |
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